失敗はキャリアの一部
これまでを振り返ると、私は決して
「成功体験」ばかりの人間ではありません。
むしろ、人よりも失敗の数が多いと思います。
大事な会議での発言ミス
上司や部下とのコミュニケーションエラー等など
できれば避けたかった出来事ですが
振り返るとそれらが
今の自分を支える土台になっています。
失敗は痛みを伴います。
でも、失敗から学んだことは
キャリアにとって大きな財産。
そして「次に同じことをしないように」と
改善する力がつくのです。
後輩や部下の失敗に寄り添える理由
私が管理職やリーダーとして働いていたとき
部下や後輩の失敗を責める気持ちは
あまりありませんでした。
それは、自分がたくさん失敗してきたからです。
もちろん
ミスを見過ごすわけにはいきません。
でも、ただ叱るのではなく、一緒に原因を考え
改善策を探すことを大切にしてきました。
その姿勢は、私自身が過去に同じ立場で
苦しんだ経験があったからこそ持てたものです。
部下や後輩にとっても
「失敗しても話を聞いてくれる上司がいる」
という安心感は、大きかったのではないかと思います。
失敗がくれたキャリアの学び
失敗の中で、私が得た学びは数え切れませんが
大きくまとめると次のようになります。
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準備の大切さ
資料や会議は
「これで大丈夫」と思っても不十分なことがある
失敗をきっかけに
入念に準備する習慣が身についた -
人との信頼関係
失敗しても誠実に対応すれば
信頼は回復できる
むしろ「正直に謝る」ことで
強い信頼につながることもある -
キャリアの方向性を見直すきっかけ
大きな失敗や挫折があったからこそ
「このまま同じ働き方でいいのか」と立ち止まり
結果的に、独立や新しい挑戦へと
気持ちが動いていった
失敗は、できれば避けたい。
でも失敗がなければ、ここまで深く
自分を見つめ直すこともなかったと思います。
仕事は人生の一部
会社を辞めた今でも
「仕事をやめたい」と思ったことはありません。
仕事は、お金を得るためだけのものではなく
人生をプラスにもマイナスにも変える存在
だからです。
失敗はつらいですが
それをどう受け止めて次に活かすかで
「仕事の意味」は大きく変わります。
私にとって仕事は、挑戦の場であり
同時に、自分を育ててくれる先生のようなもの
だと感じています。
関連シリーズもあわせてどうぞ
私自身の「失敗や学び」については
ほかにも記事を連載しています。
特に心やキャリアに影響したのが
適応障害での休職・復職シリーズ です。
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休職に至った経緯
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休職中の過ごし方
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復職前の不安や準備
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復職初日のリアルな体験
失敗や挫折は
必ずしもマイナスではありません。
後から振り返ると
「人生を変える学び」に変わることもあります。
このカテゴリーで伝えたいこと
「自分の失敗と学び」カテゴリーでは
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私自身が経験した失敗とそこから得た気づき
-
仕事を通じて感じた悩みや成長
-
同じように悩む人へのヒント
を発信していきます。
失敗は避けられないけれど
学びに変えれば必ず価値になる。
そんなメッセージをお届けしながら
同じように働く方々のキャリアを
応援していきたいです。
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