ストレスは悪者だけではない
「ストレス」と聞くと
ネガティブなイメージを持つ人が多いと思います。
確かに、過度なストレスは
心や体を壊す原因になります。
私自身、適応障害を経験し
強いストレスによって
働けなくなったこともありました。
けれど振り返ってみると
ストレスは必ずしも
悪者なだけではありません。
向き合い方次第で
成長のきっかけや前に進む力になる
と実感しています。
ストレスをうまく活かすことは
仕事や人生を
より良くするための大切なヒントになります。
私の体験から感じたこと
会社員時代
私はいくつものストレスに直面しました。
人間関係の摩擦
成果を出さなければというプレッシャー
そして
ハラスメントに近い扱いを受けたこともあります。
その当時は、とても苦しかったのですが
時間が経って振り返ると、こうした経験から
自分の価値観や強みを見つけられました。
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苦しい思いをしたからこそ
部下や後輩の失敗に
寄り添えるようになった -
プレッシャーを経験したからこそ
自分の限界や休むべきサインに
気づけるようになった -
不条理な経験をしたからこそ
「自分の働き方は自分で選びたい」と
独立の道へつながった
当時はただ
「つらい」としか思えなかったストレスが
今はキャリアを形作る大きな要素になったと感じています。
ストレスをチカラに変える3つの視点
もちろん、すべてのストレスが
プラスになるわけではありません。
ですが、ただ消耗するストレスを
成長につながるストレスに
変える視点は持てると思うのです。
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ストレスの正体を知る
「私は何に、一番疲れているのか」
を言葉にしてみる
紙やスマホに書き出すだけでも整理され
ストレスの正体が見えてきます -
ストレスを分ける
変えられるものと
変えられないものを仕分ける
変えられないことに
エネルギーを使うのではなく
変えられる部分に小さな行動を起こす -
ストレスをきっかけにする
「二度と同じ思いをしたくない」
と思うなら、次の選択に活かす
転職、独立、副業
ライフスタイルの改善など
未来につなげる意識を持つ適応障害シリーズもぜひご覧ください
私自身がストレスに押しつぶされ
適応障害で休職した体験を
シリーズ記事 としてまとめています。-
休職までの流れ
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休職中の過ごし方
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復職前の不安や準備
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復職初日の様子
ストレスとどう付き合い
どんな一歩を踏み出せたのか。
より具体的な経験談を知りたい方は
ぜひあわせてご覧ください。 -
ストレスに振り回されないために
ストレスは
ゼロにすることはできません。
しかし、ストレスとの距離の取り方を
工夫することで、ずいぶんと楽になります。
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信頼できる人に話す
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軽い運動や散歩でリフレッシュする
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睡眠や食事など生活習慣を整える
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必要なら専門家に相談する
こうした小さな行動の積み重ねが
心の余裕を生み出してくれます。
このカテゴリーで伝えたいこと
この「ストレスをチカラに変える」カテゴリーでは
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職場や家庭でのストレスとの向き合い方
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適応障害の体験から得た学び
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ストレスを成長や新しい一歩につなげる方法
を、これから少しずつ発信していきます。
ストレスは消すものではなく
受け止め方次第で
人生を変えるエネルギーになる。
そんな視点をお届けしながら
読者の皆さんと一緒に
「心のウェルネス」を考えていきたいと思います。
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