そんな悩みを抱えている方は
少なくありません。
私も職場でパワハラを経験し
心身を追い込まれたことがあります。
しかし
相談先を見つけ、証拠を残すことで
自分を守る準備ができたと実感しました。
この記事では
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パワハラを受けたときに相談できる先
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相談の前にしておきたい証拠の残し方
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実際に私が相談した体験談
をお伝えします。
パワハラとは?定義と判断のポイント
厚生労働省は、パワハラを
「優越的な関係を背景に、業務の適正な範囲を超えて
精神的・身体的苦痛を与える行為」
と定義しています。
代表的な6つのケース:
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暴行・暴言
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過大な要求
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過小な要求
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個の侵害(プライバシー侵害など)
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隔離・仲間外し
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その他人格を否定する言動
👉 判断に迷ったときは
「その言動で、自分が強いストレスを
感じているかどうか」も目安になります。
私の体験談|パワハラを受けてから相談まで
私はパワハラを受け
まず友達に相談しました。
彼女は自分の会社で人事をしていたため
的確なアドバイスをくれました。
「されたことを全部、メモに残しておくといいよ」
その言葉を受け、私はスマホに
日時・状況・発言内容を記録しました。
さらに、他の人から
以前に受けたことも思い出して
一緒にメモしました。
その後、会社の人事に相談しましたが
「春の異動で対応する」
と言われたものの実現せず
結果的に私は、適応障害を悪化させ
休職することになりました。
休職中、労働基準監督署に電話相談したとき
担当の方から、次のように言われました。
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「あなたが受けた行為は
パワハラに当たる可能性が高いです」 -
「会社には、従業員を守る義務があります」
さらに、復職後に不利益があった場合についても
アドバイスをいただきました。
「復職の際に、もし不利益を受けることがあれば
法的にも守られる仕組みがあるので安心してください」
この言葉に救われ
泣き寝入りするしかないと思っていた気持ちが
少し軽くなりました。
パワハラを受けたときの相談先
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社内の人事・コンプライアンス窓口
👉 複数を並行して相談しても構いません。
一人で抱え込まず
外部の力を借りることも大切です。
相談前にしておきたい「証拠の残し方」
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日記やメモに記録する
(日時・状況・発言内容を簡潔に残す) -
メールやチャットを保存する
(削除される前にコピーしておく) -
録音
(相手の発言が証拠になる
ただし録音は、法律上の注意点を要確認)
👉 過去のことも思い出して記録しておくと
相談時に役立ちます。
まとめ
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パワハラは
「一人で我慢するもの」ではありません。 -
相談先を活用し
証拠を残すことで自分を守ることができます。 -
法的にも守られる仕組みがあるので
安心してください。
私も、第三者に相談したことで
「自分は守ってもらえる」と気づきました。
どうかあなたも
勇気を出して一歩踏み出してください。
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