会社をやめて独立したいと思うとき
「もう会社にいたくない」
「自分の力で稼ぎたい」
そんな気持ちが強まるのは
上司との人間関係の摩擦や
評価への不満
収入の頭打ちなどが続いたときです。
特に40代前後のビジネスパーソンは
私自身もそうだったように
中間管理職としての板挟みや
キャリアの先が見えないことに
大きなストレスを抱えがちです。
▶ 関連記事:中間管理職のストレスを軽くする方法
その結果
「会社を辞めて独立したい」
という思いに至る人は、少なくありません。
ただし、感情に流されて
即退職するのは危険です。
独立は自由を得られる一方で
収入や責任はすべて自己管理。
準備不足のまま動けば
経済的にも精神的にも
追い込まれてしまいます。
だからこそ
独立を考えたときに、まずやるべきことを
明確にしておくことが大切です。
独立前に必ず確認すべき3つのこと
1. お金の準備:生活費+事業資金
独立直後は、思った以上に
収入が安定しません。
最低でも
生活費6か月分+開業資金を
確保しておくのが安心です。
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家賃・食費・光熱費など固定費
例えば、月25万円かかるなら
25万円 × 6か月 = 150万円 が最低ライン -
社会保険料・税金
(会社員時代より増える可能性大)
年金:約16,000円/月
健康保険:収入や自治体によるが
月2〜3万円が目安
仮に年間40万円前後 -
事業に必要なパソコン・通信費・教材費
独立後に必要な初期費用を加算
これも10〜30万円程度
2. スキル・経験の棚卸し
「自分は何で稼げるのか?」
を言語化しましょう。
ポイントは以下です。
-
今までの業務で得たスキル
(営業力、文章力、マネジメントなど) -
趣味や資格など副業につながる強み
-
他人から「すごい」と言われたこと
紙に書き出すことで
自分の武器が見えやすくなります。
独立後のサービス設計や
クラウドソーシングでの案件獲得にも役立ちます。
3. 家族や周囲への影響
独立は本人だけでなく
家族にも影響します。
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配偶者の理解はあるか
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子どもの教育費に支障はないか
-
実家や親のサポートはどうか
周囲の協力を得られるかどうかは
精神的な支えになります。
独立前にやるべきことチェックリスト
独立の選択肢を比較する
独立といっても
方法はひとつではありません。
形態 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
フリーランス | 個人で受注 | 自由度が高い/初期費用少ない | 収入不安定/営業力必須 |
副業スタート | 会社員+副業 | リスク少ない/収入源を試せる | 時間管理が難しい |
起業・法人化 | 事業展開 | 大きく稼げる可能性 | 資金・責任が重い |
独立準備をサポートするサービス
独立は、一人で抱え込む必要は
ありません。
外部サービスを活用しましょう。
私は、独立前に
クラウドソーシングを始めました。
小さな案件から始めることで
会社にいる間に自分のスキルが通用するのか
どのくらい稼げるのかを試すことができて
大きな安心材料になりました。
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クラウドソーシング
(クラウドワークス・ランサーズ)
→ 小さな案件から始めて経験値と実績を積める -
キャリア相談サービス
(キャリアコーチング・カウンセリング)
→ 「自分の強みがわからない」人に最適。
早速転職相談してみる -
→ 将来性のあるスキルを磨いて
収益化につなげられる
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独立を考えるあなたへのメッセージ
「会社をやめたい」と思った瞬間が
キャリアを見直す絶好のタイミングです。
ただし
衝動ではなく準備を重ねることが
成功のカギ。
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資金の確保
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スキルの棚卸し
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家族の理解
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選択肢の比較
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サービス活用
これらを、少しずつ進めていけば
独立は現実的なものになります。
あなたが今抱えている不安は
準備と計画によって解消できます。
今日からできることを一つ
始めてみませんか?
まずは、自分の強みを
紙に書き出してみるだけでもOKです。
独立はひとりで悩むより
プロに相談する方が早道です
外部参考記事:厚生労働省「多様な働き方と独立支援」
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