【体験談】休職後期(リハビリ期)の過ごし方|復職準備と再び芽生える不安

休職後期に職場復帰を見据えて歩き出す人|リハビリ期の過ごし方と生活リズム 適応障害体験談

休職後期(リハビリ期)は
いよいよ職場復帰を意識し始める時期です。

私の場合は外出の機会が増え
生活リズムを整えながら、会社とも具体的に
復帰の話を進めていきました。

ただし、この時期は回復が進んでも
「復帰できるのか」という不安も大きくなるものです。

休職後期は「職場復帰を見据えた生活リズム作り」が重要

休職後期は、心身の調子が安定し
社会復帰の準備ができる段階です。

大切なのは
「復帰後を見据えて生活を整えること」です。
具体的には
早寝早起き・外出機会の拡大・職場との調整
ポイントになります。

休職後期にできるようになったこと

休職初期や中期と比べて
この時期は活動範囲がぐっと広がりました。

  • 図書館やオンライン英会話は継続

  • ライブや外食など
    人との交流にも出かけられるようになった

  • 家にいるときは
    以前の自分とほぼ変わらない感覚に戻った

このように「社会と再びつながる実感」を
持てるようになったのが、休職後期の特徴です。

職場復帰に向けた流れ

この時期に大きく変わったのは
会社との具体的なやり取りでした。

復帰の流れは次のように進みました。

  1. 心療内科で復帰可能かを相談
     医師にOKをもらう

  2. 診断書をもらい会社に提出
     復帰可能である旨を証明

  3. 会社の産業医と面談
     復帰して大丈夫か、働き方の配慮が必要かを確認

  4. 人事と具体的に相談
     復帰時期・勤務形態・職場での配慮について話し合い

このプロセスを経ることで
ようやく復帰に近づいていることを実感しました。

生活リズムを意識した過ごし方

復職を前提にしていたため
この時期はとくに早寝早起きを意識しました。

休職前に悩まされていた不眠もすっかりなくなり
規則正しい生活が、自然にできるようになりました。

「朝起きて外に出る → 昼間に活動 → 夜はしっかり眠る」
このサイクルが整ったことは
復職後にスムーズに社会生活に戻るための
大きな準備になったと感じます。

休職後期に感じた不安

ただし、調子が安定しても
不安はなくなりませんでした。

  • 本当に会社に戻れるのか

  • また同じように体調を崩すのではないか

  • 職場の人間関係はどうなるのか

このような不安は、毎日のようにつきまといました。

「体は元気になってきたけれど、心はまだ揺れている」


それが休職後期ならではの、難しさだと思います。

まとめ

  • 休職後期(リハビリ期)は
    復職を見据えた準備の時期

  • 外出や趣味を楽しみながら
    「社会とのつながり」を意識できるようになる

  • 復帰に向けて
    診断書→産業医面談→人事との相談
    という流れを進める

  • 生活リズムを整え
    不眠がなくなるなど心身の回復が実感できた

  • ただし復帰への不安は大きく
    焦らず準備することが大切

私の場合は、休職からおよそ5ヶ月
ここまで来ることができました。

同じように休職後期を迎えている方へ
「できることが増えてきた=回復している証拠」
だと信じて、焦らず一歩ずつ進んでください。

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