復職初日に行けない朝にやること|うつ・適応障害からの復帰で私が休職中から持っていた考え方

back-to-office-morning.jpg 復職準備

「復職初日なのに、どうしても行けない…」

そう感じている朝。
頭では「行かなきゃ」とわかっていても、体がついてこない。布団の中で時間だけが過ぎていく。そういう朝であっても、おかしくありません。

私も復職初日の朝まで、「やっぱり無理かもしれない」と何度も思いました。2週間前から不安が頭から離れなかった。前日の夜は眠れなかった。それでも、なんとか行けました。

行けたのは、休職中からある考え方を持っていたからです。その話は後半でします。

復職初日に行けない朝にまずやること

会社への連絡はこの文面

行けないとわかった時点で、まず会社に連絡してください。
長い説明は必要ありません。罪悪感を書き連ねる必要もありません。

件名:本日の出社について
お疲れ様です。〇〇です。体調がすぐれず、本日の出社が難しい状況です。申し訳ありませんが、お休みをいただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。

電話が難しければ、メールでも構いません。連絡できないまま休むより、短い一文でも送るほうが、その後がラクになります。

休む連絡ができた。それだけで今日は合格です。

復職初日に行けないときは主治医にも連絡・相談

会社への連絡が終わったら、主治医や心療内科に相談し、復職をして良い状態なのかを、再度診断してもらいましょう。

次の診察を待たずに、今日連絡してみてください。復職初日に行けなかったことは、主治医にとって重要な情報です。

不安や気持ちを言葉にするだけで、少し楽になることがあります。主治医に話しにくければ、オンラインで話せる場所を使ってみてください。

復職初日に行けないのは、今の自分の状態に気がついたということ

行けなかった自分を責めないでください

復職初日に行けないのは、弱さではありません。
無理をする前に、今の自分の状態に気がつけたということです。

体が「まだ準備できていない」と教えてくれている。それを受け取れたなら、それだけで十分です。
無理をして行って途中で倒れるより、今日気がつけたほうがずっといいと受け止めてください。

復職初日に行けないのはなぜか

復職初日の朝に悩む人

体が動かないのは心の防衛反応

復職初日に体が動かないのは、意志が弱いからではありません。

適応障害やうつからの復職では、ストレスの原因だった場所に戻ることになります。体が「また同じことが起きるかもしれない」と感じて、自動的にブレーキをかけます。
だから、おかしいことではなく、それだけ体が正直に反応しているということです。

復職初日に行けないと感じた、2週間前からの状態【体験談】

私は復職初日の2週間前から、眠れない夜が続いていました。

夜中に目が覚める。動悸がする。「行けないかもしれない」という考えが頭から離れない。食欲もなくなっていました。前日は頭の中でシミュレーションが止まらず、ほとんど眠れませんでした。

当日の朝も、体が重くて「やっぱり無理かもしれない」と何度も思いました。
それでもなんとか行けました。行けた理由は次で話します。

▶復職前日|不安をやわらげる5つの準備と安心チェックリスト

復職初日、行けないと思っていた私が当日行けた理由

逃げ道が私の背中を押した

私が復職初日になんとか行けた理由は、一つだけです。
休職中から「最悪辞めてもいい」と決めていたことです。

追い詰められたら辞める。仕事より自分の未来を大事にする。その考えを休職中から、ずっと持っていました。だから「とりあえず行くだけ行こう」と思えました。

逃げ道は、逃げるためにあるのではありません。逃げ道があるから、今日一歩踏み出せる。
今でも復職初日に行けたのは、その考え方があったからだと思っています。

逃げ道に助けられた朝

復職当日の朝、ずっと「行きたくない」と思っていました。
電車に乗っても心臓がバクバクして、落ち着きませんでした。
会社の前に着いたとき、ようやく決意しました。

「だめならやめよう。仕事より自分の未来を大事にしよう。」
この言葉を自分に言い聞かせた瞬間、体が少し動きました。

出社してからは無我夢中で、あまり覚えていません。上司が気を遣ってくれているのはわかりましたので、とてもありがたかった。
同時に「本当にこれからやっていけるのか」という、新しい不安も出てきました。

行けた。でもそれがゴールではありませんでした。

復職後の不安はまだ続きます。一人で抱えず、話せる場所を持っておいてください。
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復職初日に行けなくても次の選択肢がある

段階的な復帰という選択肢

復職初日に行けなかったからといって、復職が終わりではありません

いきなりフルタイムで戻る以外にも道はあります。
時短勤務から始める、週数日だけ出社する、リハビリ出勤として試し出勤を重ねる。
主治医や会社と相談しながら、自分のペースで戻る方法を探してみてください。

選択肢があると知るだけで、少し気持ちが楽になることがあります。

▶うつ・適応障害からの復職は時短勤務から|焦らず慣らす方法を書いています

同じ職場に戻らない選択肢

どうしても今の職場に戻ることが難しい場合、別の道もあります。

うつや適応障害からの復職を専門にサポートしてくれる就労支援もあります。
「通勤の練習から始めたい」「生活リズムを整えてから働きたい」という段階でも利用できます。
今すぐ答えを出さなくていいです。こういう場所があると知っておくだけで十分です。

職場定着率91%!うつ症状専門の就労移行支援【atGPジョブトレ うつ症状コース】

▼在宅で働ける環境を探したい場合は、こちらも選択肢です。

在宅×ITスキルで障害や体調にあわせた働き方を【就労移行支援manaby】

▶それでも復職したくないと感じた時、知っておきたいキャリアの選択肢

まとめ 復職初日に行けなくても、それは一歩です

復職初日に行けない朝は、本当につらいですよね。頭ではわかっているのに、体がついてこない。でも、復職はゴールではなく、再スタート。
復職初日に行けなくても、それは「もう少し整える時間が必要」というサインです。
行けなかったとしても、今の自分の状態に気がつけた日。

今は、選択肢がたくさんあります。働き方も、相談できる場所も、以前とは全然違います。
自分の力を信じて、一つずつ進んでいけば大丈夫です。

一人で抱え込まないでください。話せる場所が一つあるだけで、同じ朝がずいぶん違います。

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適応障害で休職・復職を経験した筆者が、うつなど心の不調を抱える方にも役立つよう、体験をもとにまとめています。

さらに詳しく知りたい方へ: 初日を無事に終えたあと、次に気になるのは職場の人間関係ですよね。 次は「復職後の気まずさを乗り越える行動計画」を読んで、少しずつ馴染んでいく準備を始めましょう。

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※本記事は筆者の経験と一般的な情報提供を目的としています。個別の医療判断や法律相談については、必ず専門家にご相談ください。

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