復職を控えると「また同じ状況に陥ったらどうしよう」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
私も、復職前は期待より不安の方がずっと大きく「本当にまた働けるのか」と何度も自問していました。
けれど、復職前の1か月間を、ただの待機期間ではなくキャリアを見直し、自分のペースを整える準備期間として過ごしたことで、心の整理がつき、復職後の働き方にも、大きな変化が生まれました。
この記事では、私が実際に行って効果を感じた「復職前にやってよかった準備3選」をご紹介します。
復職準備期間に考えたこと
復職準備で最初に取り組んだのは「どう働きたいか」を明確にすることでした。
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自分の価値観とキャリア目標の再確認
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職場以外の収入源(副業・資格など)の可能性を検討
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ワークライフバランスの再設計
この、方向性の整理ができていたからこそ、行動に移すときもブレずに前へ進めたように思います。
そしてここから、実際に行った3つの準備が、私の復職を支えてくれました。
実践した復職前準備3選【体験談】
| 準備内容 | 目的 | 効果 |
|---|---|---|
| 労基相談で法的知識を得た | 職場トラブルに備える | 不安軽減・交渉で強気に出られる |
| 生活リズムを整えた | 心身の安定を取り戻す | 集中力UP・再発防止 |
| 通勤シミュレーションを行った | 通勤ストレス軽減 | 自信回復・初日をスムーズに |
① 労働基準監督署への相談で「法的知識」を得る
最優先で取り組んだのは、労働基準監督署への相談でした。きっかけは、同じ経験をした友人の一言。
不安なときは
知ることがいちばんの安心につながるよ
相談では、以下のようなことを学びました。
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パワハラの定義と、証拠を残す方法
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会社の安全配慮義務とその範囲
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問題が起きたときの具体的な対応手順
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行政指導・労働審判などの流れ
相談自体は無料で、1時間ほどの面談。「いざという時は法的に守られる」という安心感を得られ、それだけで心が軽くなりました。
▶ 関連記事:職場のパワハラ対処法と証拠収集の具体的手順
② 生活リズムを整え、体力を回復させる
復職前は「会社の時間に合わせる」ではなく、自分が最も調子の良いリズムに整えることを意識しました。
| 項目 | 具体的な取り組み | 効果 |
|---|---|---|
| 睡眠 | 22:30就寝・6:00起床 | 集中力と気分の安定 |
| 運動 | 朝の30分ウォーキング | 体力・気力の回復 |
| 食事 | 朝食を重視・夜は軽め | エネルギーの安定 |
| スマホ | 21時以降はオフ | 睡眠の質向上 |
この1か月間で、心身のリズムが整い「明日への不安」よりも「行けそうかも」という気持ちが少しずつ戻ってきました。
③ 通勤シミュレーションで自信を取り戻す
通勤リハビリとも言えるこの準備は、意外なほど大きな効果がありました。
1〜3日目:近所を散歩
4〜7日目:電車で2駅先まで
8〜10日目:実際の通勤ルートを試す
11〜14日目:朝の混雑時間に外出
このステップを重ねるうちに「思っていたより大丈夫」という小さな成功体験が積み重なり、自信が戻ってきました。復職後もこの流れを活かし、無理のない通勤ペースを守れています。
復職準備で意識した心の整え方
復職準備は「体」だけでなく「心」の調整期間でもあります。
私は、次の3つを心がけていました。
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不安を無理に消そうとしない → 「不安があるのは当然」と受け入れる。
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できたことを1日1つ記録する → 小さな達成感を積み重ねる。
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人と比べず、自分のペースを守る→ 「前より1歩進んでいればOK」と言い聞かせる。
不安と共に歩く感覚をつかむことで、復職当日も臨むことができました。
▶ 関連記事:復職直前の不安との向き合い方|心を整える5つのセルフケア実践法
まとめ|復職準備は再スタートの設計図
🌱 復職・適応障害に関する関連記事はこちら
適応障害で休職・復職を経験した筆者が、うつなど心の不調を抱える方にも役立つよう、体験をもとにまとめています。一歩ずつ、自分のペースで回復していきましょう。
復職前の1か月間を、どう過ごすかで、その後の働き方が大きく変わります。
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労基相談で知識を得て安心を確保する
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生活リズムを整え、心身の土台を作る
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通勤練習で自信を取り戻す
この3つの積み重ねが、不安を「準備の力」に変えてくれました。
復職は終わりではなく、新しい人生のスタートです。
どうか焦らず、自分のペースで進んでください。
▶参考記事:再発を防ぐ復職後の働き方とストレス管理
※本記事は筆者の体験と公的情報(厚労省・自治体資料など)をもとに構成しています。医療的な判断や治療方針については、主治医・産業医などの専門家にご相談ください。


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