休職直後の過ごし方は
多くの人が悩むテーマです。
「何もしないで休むことが大事」と言われても
実際には
罪悪感や不安でうまく休めない人も多いはずです。
私自身も休職初期に強い不安を感じ
思うように休めませんでした。
ここでは、そのときの体験談をもとに
どのように過ごしたかをお伝えします。
休職直後は「休むこと」が最優先
休職を始めたばかりの時期は
まず心身を休めることが最優先です。
けれど、実際には
「何もしない=不安や罪悪感を感じる」
という状況に陥る人が多いのも事実です。
私も「このまま治らなかったらどうしよう」と
強く不安になり
家族に対して、罪悪感を抱えながら過ごしていました。
休職直後に感じた罪悪感と不安
休職初期は、次のような感情に悩まされました。
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家族に支えてもらっていることへの罪悪感
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「このまま治らないのでは」という将来への強い不安
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何もしない時間に焦りを感じる
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「早く治さなきゃ」と自分を追い込んでしまう
会社に対する罪悪感は少なかったものの
家族への負担感が、心を重くしました。
休職直後の過ごし方|私が実際にやったこと
私は「何もしない」ことが、逆に不安だったので
最低限のことだけをして過ごしました。
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最低限の家事
(洗濯や簡単な料理など生活に必要なことだけ) -
ネトフリやテレビ視聴で気をまぎらわせる
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横になって過ごす時間を増やし
とにかく体を休める
結果として、ほとんど1ヶ月は自宅に引きこもり
外出もほとんどできませんでした。
なぜ「何もしない」が難しいのか
ブログやSNSでは
「休職直後は何もしないでいい」とよく書かれています。
けれど実際にやってみると
「何もしない」こと自体が、不安を大きくしました。
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働くことを前提にしてきたため
何もしない=怠けていると感じてしまう -
休んでいる間も「みんな働いている」と
思うと罪悪感につながる -
不安で気持ちが落ち着かず
かえって疲れてしまう
頭では「休むのも仕事」と理解していても
心はそれを受け入れられませんでした。
休職初期に役立った考え方と工夫
そんな中でも少しずつ
気持ちが楽になった考え方や工夫があります。
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「休むのも治療の一部」
と繰り返し自分に言い聞かせる -
家事など小さな行動をしたら
「今日はこれで十分」と認める -
家族に「ありがとう」を伝えて
支えてもらう安心感を持つ -
外に出られなくても
窓から光を浴びるだけでもリフレッシュになる
こうした小さな工夫が
罪悪感や不安を、少しずつ軽くしてくれました。
まとめ
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休職直後の過ごし方は
「休むこと」が最優先 -
ただし実際には
罪悪感や不安で「何もしない」が難しい -
私は最低限の家事や
ネトフリで、1ヶ月ほど自宅で引きこもった -
「休むのも仕事」と
受け入れる考え方で気持ちが楽になった
休職初期は「うまく休めない」と
感じる人も多いですが、それでも大丈夫です。
小さな行動を認め
安心して休むことこそが回復の第一歩になります。
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