パワハラの相談先まとめ|40代50代中間管理職の体験談と証拠の残し方

パワハラについて人事担当に相談する女性 中間管理職の悩み

「上司の態度で毎日がつらい」
「パワハラなのか、ただの指導なのか分からない」
「相談したいけれど、誰に話せばいいの?」

そんな悩みを抱えている方は
少なくありません。

私も職場でパワハラを経験し
心身を追い込まれたことがあります。

しかし
相談先を見つけ、証拠を残すことで
自分を守る準備ができた
と実感しました。

この記事では

  • パワハラを受けたときに相談できる先

  • 相談の前にしておきたい証拠の残し方

  • 実際に私が相談した体験談

をお伝えします。

パワハラとは?定義と判断のポイント

厚生労働省は、パワハラを
「優越的な関係を背景に、業務の適正な範囲を超えて
精神的・身体的苦痛を与える行為」
と定義しています。

代表的な6つのケース:

  • 暴行・暴言

  • 過大な要求

  • 過小な要求

  • 個の侵害(プライバシー侵害など)

  • 隔離・仲間外し

  • その他人格を否定する言動

👉 判断に迷ったときは
「その言動で、自分が強いストレスを
感じているかどうか」も目安になります。

私の体験談|パワハラを受けてから相談まで

私はパワハラを受け
まず友達に相談しました。
彼女は自分の会社で人事をしていたため
的確なアドバイスをくれました。

「されたことを全部、メモに残しておくといいよ」

その言葉を受け、私はスマホに
日時・状況・発言内容を記録しました。
さらに、他の人から
以前に受けたことも思い出して
一緒にメモ
しました。

その後、会社の人事に相談しましたが
「春の異動で対応する」
と言われたものの実現せず
結果的に私は、適応障害を悪化させ
休職することになりました。

休職中、労働基準監督署に電話相談したとき
担当の方から、次のように言われました。

  • 「あなたが受けた行為は
    パワハラに当たる可能性が高いです」

  • 「会社には、従業員を守る義務があります」

さらに、復職後に不利益があった場合についても
アドバイスをいただきました。

「復職の際に、もし不利益を受けることがあれば
法的にも守られる仕組みがあるので安心してください」

この言葉に救われ
泣き寝入りするしかないと思っていた気持ちが
少し軽くなりました。

パワハラを受けたときの相談先

👉 複数を並行して相談しても構いません。
一人で抱え込まず
外部の力を借りることも大切です。

相談前にしておきたい「証拠の残し方」

  • 日記やメモに記録する
    (日時・状況・発言内容を簡潔に残す)

  • メールやチャットを保存する
    (削除される前にコピーしておく)

  • 録音
    (相手の発言が証拠になる
    ただし録音は、法律上の注意点を要確認)

👉 過去のことも思い出して記録しておくと
相談時に役立ちます。

まとめ

  • パワハラは
    「一人で我慢するもの」ではありません。

  • 相談先を活用し
    証拠を残すことで自分を守ることができます

  • 法的にも守られる仕組みがあるので
    安心してください。

私も、第三者に相談したことで
「自分は守ってもらえる」と気づきました。

どうかあなたも
勇気を出して一歩踏み出してください。

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