適応障害セルフチェックとは
「もしかして適応障害かもしれない」
と思って検索したことはありませんか?
病院のサイトにも、セルフチェックはありますが
どうしても専門的で、冷たく感じることがあります。
そこで今回は
私自身が休職に至る前に経験した
心と体のサイン
をもとに
セルフチェックとして使える内容をまとめました。
この記事を読むことで
あなたの状態が、ただの疲れではなく
「SOSのサインかもしれない」
と気づくきっかけになるはずです。
※診断ではなく体験に基づく参考記事
私が最初に気づいた違和感
適応障害の始まりは
静かに忍び寄ってきました。
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会社に行きたくない
朝の通勤電車に乗るのがつらくて
理由もなく涙が出そうになる -
日曜日の夜が憂鬱
「明日からまた仕事だ」と思うと
胸が重くなる。 -
休日も会社のことを考える
土日なのに、頭の中は
上司の顔やメールの内容でいっぱい
このとき私は
「誰でもそういうときはある」
と自分に言い聞かせ、やり過ごしていました。
でも今振り返ると
これは心が出していた初期のSOSでした。
身体にあらわれたサイン
心の違和感を放置していると
次は、身体に変化が出ました。
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喉のつかえ
常に喉に小さいボールがつかえている感じ
胸焼けとは違う違和感 -
口内炎が何度もできる
治ってもすぐに、別の場所にできる -
胃痛や胃もたれ
仕事を思うだけで胃が痛くなる
当時は、疲れや
生活習慣のせいかと思っていました。
でも後から医師に
「ストレスのサイン」と言われ、納得しました。
感情と睡眠に出たサイン
さらに症状は
感情や睡眠に広がっていきます。
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怒りやイライラ
普段なら気にならないことに強く反応し
感情をコントロールできない -
不眠
朝方まで眠れない
眠れても浅い眠りで、夜中に目が覚め
その後は眠れなくなる
これくらい誰でもあると思っていましたが
数週間続くと
確実に生活に支障が出ていました。
他の人のケースもいろいろ
私の場合は
会社に行きたくない → 身体の不調 → 不眠・怒り
という順番でした。
でも、適応障害の出方は、人によって違います。
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友人のケース:
涙が止まらなくなり、何もやる気が出なくなった。 -
別の人のケース:
突然食欲がなくなり、体重が急に減った。
つまり、必ずこの順番で出るというものではなく
どこかやなにかが、いつもと違う自分に
早めに気づくことが大切です。
セルフチェック|あなたに当てはまるものは?
以下は、私や周囲の経験を
まとめた心のサインです。
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会社に行きたくない日が続く
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日曜の夜に強い憂鬱を感じる
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休日も仕事のことばかり考える
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喉のつかえや胃の不調がある
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怒りやイライラが増えた
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眠れない日が続く
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涙もろくなった
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食欲が落ちた
👉 2週間以上続く場合は、無理せずに
心療内科や精神科に相談してみてください。
当てはまったときの次の一歩
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自分を責めないでください
適応障害は「心が弱いから」ではなく
環境や状況が原因です -
早めに専門家へ
病院での相談はもちろん
最近はオンライン診療やカウンセリングもあり -
家族や職場への伝え方
病名よりも、症状ベースで伝えると
理解してもらいやすい
例:「眠れない日が続いている」「胃痛で食事が取れない」
まとめ|セルフチェックは心の声に気づくきっかけ
セルフチェックは診断ではありません。
でも「心と体の小さなサイン」に気づくことで
休職や、大きな不調になる前に
行動できる可能性があります。
もしあなたに、当てはまることがあれば
どうか自分を大切にしてあげてください。
そして、勇気を出して
信頼できる人や専門家に相談してみてくださいね。
参考記事は、こちら
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「休職を決めた理由」 → 【体験談】適応障害で休職した理由
-
「回復期の過ごし方」 → 【体験談】休職中期(回復期)の過ごし方
-
「 私の初期症状について」→【体験談】適応障害の初期症状とは?私の場合
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