はじめに:復職初日は「また地獄が始まる」と思った
復職初日の朝、私は正直
「またあの地獄が始まるのか」
と感じていました。
通勤電車の中で手が震え
心臓がドキドキして落ち着かない。
「ちゃんと働けるのか」
「周囲に迷惑をかけてしまうのではないか」
そう、不安でいっぱいでした。
それでも一歩を踏み出して
最初の1週間を過ごしてみると
思っていたよりも、優しい支えが待っていました。
私は
「1週間は慣れることだけを目標にしよう」
と決めていました。
復職初日の雰囲気を詳しく知りたい方は
→職場復職初日の様子と心境(私の実例)
そして、もし
「無理しないと続けられない職場なら
退職しても構わない」
これが私の、命を守るための最初の決断でした。
この「逃げてもいい」という線引きがあったからこそ
心が少し楽になったのです。
前日からの準備方法はこちら
→復職直前の不安を解消する5つの実践法|心の準備とチェックリスト
「慣れることだけ」を目標に過ごした日々
無理しないと続けられない職場なら退職と決めていた
前職はパワハラが横行していて
常に、無理をしていないと存在できない
そんな感覚がありました。
だから復職後は
「無理をしないと続けられない職場なら
ここで働く意味はない」と
自分に言い聞かせていました。
これは逃げではなく
自分を守るためのルール。
復職を前に不安でいっぱいの方に伝えたいのは
「退職を選んでもいい」という
安心材料を持っておくことの大切さです。
毎日の記録はシンプルに「できたこと」だけ
復職直後、職場から
毎日の業務記録を書くように指示されていました。
正直、最初は「面倒だな」と感じることもありました。
でも私は、その記録を
「できたこと」だけを書き残す自己肯定のツール
に変えて使いました。
反省点や改善点は書かず
あえて「できたこと」に注目しました。
なぜなら、反省ばかりに意識を向けると
気持ちが沈み、再休職に
つながる恐れがあると感じていたからです。
「できたこと」を記録することで
「今日も少し進めた」という実感が残り
自己肯定感を守ることができました。
義務として与えられた業務記録も
工夫次第で「自己肯定の支え」に変えられる。
周囲の人たちの温かい支え(前職との違いに驚いたこと)
同僚の見守りと安心感
復職直後の私を、同僚たちは
本当に温かく見守ってくれました。
「急がなくて大丈夫」「少しずつでいいよ」
と声をかけてもらえたことが
何よりの安心につながりました。
今でも飲み会に誘ってくれる方々がいて
「この職場ならやっていける」と心から思えたのです。
復職初日の挨拶に不安を感じる方は
▶復職初日の過ごし方|服装・挨拶・手土産の準備など
パワハラ職場とのギャップが自信に
前職は冷たい雰囲気とパワハラが日常。
だからこそ、新しい職場の
「人の温かさ」と「安心できる空気」が
復職成功を決定づけました。
昼休みや家庭の協力で休める環境を確保
一人で使える休憩室で心をリセット
昼休みは、シフト制で時間が決まっており
休憩室を一人で使える時間がありました。
静かな空間で休むことで
午後の仕事に集中できました。
家族に家のことを任せて体力温存
復職後の1週間は、家のことを
すべて家族に任せました。
「今は慣れることだけに集中させてほしい」
とお願いしたのです。
これも「私の復職ルール」のひとつ。
頼れるときは素直に頼り
体力を守ることを最優先にしました。
帰宅後は休む・ペットと過ごすだけ
仕事が終わったら予定は入れず
ペットと過ごす時間を大切にしました。
「何もしない」時間が
復職初期の私を支えてくれました。
もし再び不安が強まったら、復職前日の準備に
戻ることも大切。振り返りはこちら
→ 復職直前の不安を解消する5つの実践法
まとめ:私が学んだ3つの復職ルール
復職後1週間を乗り越えて
私が守っていた大切なルールはこの3つです。
-
目標は「慣れること」だけに絞る
-
毎日の小さな記録で前進を見える化
-
家族や周囲に協力してもらい無理をしない
これは私のルールであり
どんな方にも応用できる指針です。
あなたも、自分を守るための
「復職ルール」を決めてみてください。
小さなルールを持つだけで、不安は少し和らぎます。
あなたの復職ルールは何ですか?
「これは役立った」というルールや工夫があれば
ぜひコメントで教えてください。
次の記事で取り上げ
みんなで共有していけたら嬉しいです。
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